①
指示語「何を指すか」— 第1セット
全20問
1
指示語:それ
となりの家では、毎年春になると大きなボタンの花が咲く。今年もその花が開き始めると、母は窓から身を乗り出して、「それ、今年も見事ね」とつぶやいた。
「それ」は何を指しますか?
解答
大きなボタンの花
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「今年も見事ね」→褒めている対象が照応先。
②置き換えテスト:「大きなボタンの花、今年も見事ね」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「となりの家」→場所であって花そのものではない
2
指示語:それ
祖父はずっと愛用している一本の万年筆を持っている。インクがなくなるたびに丁寧に補充し、何十年もそれを使い続けている。
「それ」は何を指しますか?
解答
万年筆
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を使い続けている」→使い続ける道具が照応先。
②置き換えテスト:「万年筆を何十年も使い続けている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「インク」→補充する材料であって使い続ける道具ではない
3
指示語:それ
校庭の端に、古びた木製のベンチがある。卒業生が在学中に作ったものだと聞いた。休み時間になると、それに座って空を眺める生徒が必ずいる。
「それ」は何を指しますか?
解答
古びた木製のベンチ
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「に座って空を眺める」→座ることができる物が照応先。
②置き換えテスト:「古びた木製のベンチに座って空を眺める」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「校庭」→場所であってベンチではない
4
指示語:それ
兄は去年の冬、手編みのマフラーを作った。青と白の縞模様で、とても暖かそうだった。今年の冬も、それを首に巻いて出かけている。
「それ」は何を指しますか?
解答
手編みのマフラー
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を首に巻いて出かける」→首に巻く物が照応先。
②置き換えテスト:「手編みのマフラーを首に巻いて出かけている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「冬」→季節であって巻く物ではない
5
指示語:それ
砂漠に生えるサボテンは、茎の中に大量の水をためることができる。雨がほとんど降らない環境でも、それを使って長期間生き延びる。
「それ」は何を指しますか?
解答
(茎の中にためた)水
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を使って生き延びる」→生存に使う資源が照応先。
②置き換えテスト:「茎にためた水を使って長期間生き延びる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「茎」→水をためる器官であって使う資源ではない
6
指示語:その
川のほとりに、百年以上前に植えられた柳の木がある。枝が水面に垂れ下がり、風に揺れる姿が美しい。その木の根元には、地元の人が手向けた小さな石碑があった。
「その」は何を指しますか?
解答
柳の木
📍 指示語を探す2ステップ
①「その」は直前に出てきた物を修飾する。「その木」→直前の柳の木を指している。
②置き換えテスト:「柳の木の根元には小さな石碑があった」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「川」→場所であって木そのものではない
7
指示語:それ
海岸で拾った一枚の貝殻は、うすくて半透明で、光に透かすと内側がほんのり虹色に輝いた。家に持ち帰り、窓際に置くと、それは朝の光を受けてきれいに輝いた。
「それ」は何を指しますか?
解答
貝殻
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「は朝の光を受けて輝いた」→光を受けて輝く物が照応先。
②置き換えテスト:「貝殻は朝の光を受けてきれいに輝いた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「海岸」→場所であって貝殻ではない
8
指示語:それ
先生は授業の始めに、黒板の端に小さな詩を書いた。その日の内容に関係した短い詩で、生徒たちは毎回それを読んでから授業に入ることを楽しみにしていた。
「それ」は何を指しますか?
解答
小さな詩
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を読んでから授業に入る」→読むことができる文章が照応先。
②置き換えテスト:「小さな詩を読んでから授業に入ることを楽しみにしていた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「黒板」→詩が書かれている場所であって詩そのものではない
9
指示語:それ
このあたりの山には、昔から「霧の湖」と呼ばれる小さな湖がある。朝になると水面から霧が立ち上り、幻想的な景色を作り出す。地元の人々はそれを大切に守ってきた。
「それ」は何を指しますか?
解答
「霧の湖」(と呼ばれる小さな湖)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を大切に守ってきた」→守る対象の湖が照応先。
②置き換えテスト:「霧の湖を大切に守ってきた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「霧」→湖から立ち上るものであって守る対象ではない
10
指示語:それ
父は毎朝、豆から自分でコーヒーを挽く。専用のミルで丁寧に挽いた豆の粉から、香り高いコーヒーをいれる。それが父の一日の始まりの儀式だ。
「それ」は何を指しますか?
解答
豆から自分でコーヒーを挽くこと(コーヒーをいれること)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた事がらを指す。直後「が父の一日の始まりの儀式だ」→毎朝の習慣全体が照応先。
②置き換えテスト:「コーヒーを自分で挽いていれることが父の一日の始まりの儀式だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「豆」→材料であって儀式そのものではない
11
指示語:それ
この地域では、毎年八月に大きな盆踊り大会が開かれる。百年以上前から続く伝統的な行事で、それには県外からも多くの人が集まってくる。
「それ」は何を指しますか?
解答
大きな盆踊り大会
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた事がらを指す。直後「には県外からも多くの人が集まる」→人が集まる行事が照応先。
②置き換えテスト:「大きな盆踊り大会には県外からも多くの人が集まってくる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「八月」→時期であって行事そのものではない
12
指示語:それ
ある研究によると、植物は傷つけられたとき、周囲の植物に化学物質を放出して危険を知らせるという。それを受け取った植物は、害虫への抵抗力を高めることができる。
「それ」は何を指しますか?
解答
化学物質
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を受け取った植物が抵抗力を高める」→植物が受け取る信号物質が照応先。
②置き換えテスト:「化学物質を受け取った植物は抵抗力を高めることができる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「傷つけられたとき」→状況であって受け取る物ではない
13
指示語:その
駅の近くに、地元では「赤レンガ館」と呼ばれている古い建物がある。明治時代に建てられたもので、今は文化施設として使われている。その建物の前には、いつも観光客が写真を撮りに来ている。
「その」は何を指しますか?
解答
「赤レンガ館」と呼ばれている古い建物
📍 指示語を探す2ステップ
①「その」は直前に出てきた物を修飾する。「その建物」→直前の赤レンガ館のことを指している。
②置き換えテスト:「赤レンガ館の前には観光客が写真を撮りに来ている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「駅」→建物がある近くの場所であって建物そのものではない
14
指示語:それ
真冬の早朝、窓ガラスの内側に美しい模様が広がっていた。水蒸気が冷えて結晶になったもので、氷の花とも呼ばれる。なつきはそれを指でそっとなぞった。
「それ」は何を指しますか?
解答
窓ガラスの内側に広がった(氷の)模様
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を指でそっとなぞった」→なぞれる表面の模様が照応先。
②置き換えテスト:「窓ガラスの氷の模様を指でそっとなぞった」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「窓ガラス」→模様が広がる面であって模様そのものではない
15
指示語:それ
海の深いところに住む深海魚の中には、自分の体を発光させることができる種類がいる。暗闇の中でそれを使って獲物をおびき寄せたり、仲間と信号を送り合ったりする。
「それ」は何を指しますか?
解答
(自分の体を)発光させる(こと)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「を使って獲物をおびき寄せる」→暗闇で活用する能力が照応先。
②置き換えテスト:「体を発光させる能力を使って獲物をおびき寄せる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「深海魚」→生き物であって使う能力ではない
16
指示語:それ
図書室の窓際に、一つの水槽がある。中には色鮮やかな熱帯魚が何匹も泳いでいる。委員会の生徒たちが交代でそれの世話をしている。
「それ」は何を指しますか?
解答
水槽(の中の熱帯魚)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「の世話をしている」→世話をする対象が照応先。
②置き換えテスト:「水槽の世話を委員会の生徒たちがしている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「図書室」→場所であって世話をする対象ではない
17
指示語:それ
山の斜面に広がるお茶畑では、毎年五月に新芽が芽吹く。この時期に摘まれた新芽から作るお茶を「一番茶」と呼び、それは香りが高く、最も高い値がつく。
「それ」は何を指しますか?
解答
一番茶
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「は香りが高く最も高い値がつく」→価値の高いお茶が照応先。
②置き換えテスト:「一番茶は香りが高く、最も高い値がつく」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「新芽」→お茶を作る材料であって製品そのものではない
18
指示語:それ
空気中の二酸化炭素は、植物が光合成を行うときに吸収される。植物はこのガスと水と光を使って糖を作り出し、それを成長のエネルギー源にしている。
「それ」は何を指しますか?
解答
糖
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「を成長のエネルギー源にしている」→エネルギー源となる物が照応先。
②置き換えテスト:「糖を成長のエネルギー源にしている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「二酸化炭素」「水」「光」→糖を作るための材料であってエネルギー源そのものではない
19
指示語:それ
江戸時代の人々は、夜の明かりとして行灯を使っていた。油を燃やして明かりを取るこの道具は、当時の家庭に欠かせないものだった。それが電灯に取って代わられるのは、明治時代に入ってからのことだ。
「それ」は何を指しますか?
解答
行灯
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物を指す。直後「が電灯に取って代わられる」→電灯に置き換えられた照明器具が照応先。
②置き換えテスト:「行灯が電灯に取って代わられるのは明治時代のことだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「油」→行灯を燃やす材料であって道具そのものではない
20
指示語:それ
春になると、ツバメが遠く南の国からやってくる。毎年同じ家の軒下に巣を作り、ひなを育てる。秋にはそれを繰り返しながら南へと帰っていく。
「それ」は何を指しますか?
解答
巣を作りひなを育てること
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた事がらを指す。直後「を繰り返しながら」→毎年行う一連の行動が照応先。
②置き換えテスト:「巣を作りひなを育てることを繰り返しながら南へ帰る」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ツバメ」→行動の主体であって繰り返す行動そのものではない
②
指示語「何を指すか」— 第2セット
全20問
21
指示語:そこ
川を上流に向かって歩くと、岩に囲まれた小さな淵に出た。水が深く澄んでいて、底まで見通せる。夏になると地元の子どもたちがそこへ泳ぎに来る。
「そこ」は何を指しますか?
解答
岩に囲まれた小さな淵
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「へ泳ぎに来る」→泳ぎに行く場所が照応先。
②置き換えテスト:「岩に囲まれた小さな淵へ泳ぎに来る」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「川」→淵がある水辺全体であって淵そのものではない
22
指示語:そこ
旅人は砂漠を歩き続け、ようやく小さなオアシスにたどり着いた。ヤシの木が数本立ち、清らかな水が湧いていた。そこで旅人は水を飲み、木陰で休んだ。
「そこ」は何を指しますか?
解答
小さなオアシス
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「で水を飲み木陰で休んだ」→休憩した場所が照応先。
②置き換えテスト:「小さなオアシスで旅人は水を飲み木陰で休んだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「砂漠」→歩いてきた場所であってたどり着いた先ではない
23
指示語:そこ
山の頂上近くには、古い山小屋がある。登山者が嵐のときに避難したり、一泊して翌朝の景色を楽しんだりする。そこには、訪れた人のサインが書き込まれたノートが大切に保管されている。
「そこ」は何を指しますか?
解答
古い山小屋
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「には訪れた人のサインが保管されている」→ノートが保管されている場所が照応先。
②置き換えテスト:「古い山小屋には訪れた人のサインが書き込まれたノートがある」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「山の頂上近く」→山小屋がある大きな範囲であって山小屋そのものではない
24
指示語:ここ
父は古い地図を広げ、一点を指さした。「ここが、お祖父さんが生まれた村だよ。今はもう地図上にしか残っていない。」私はその場所をしばらく見つめていた。
「ここ」は何を指しますか?
解答
(お祖父さんが生まれた)村
📍 指示語を探す2ステップ
①「ここ」は話者が指さしている場所を指す。直後「がお祖父さんが生まれた村だよ」→指さした地図上の場所が照応先。
②置き換えテスト:「お祖父さんが生まれた村が、今は地図上にしか残っていない」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「地図」→場所が描かれている物であって場所そのものではない
25
指示語:ここ
転勤して来たばかりの新しい先生が、教室の窓から外を見ながら言った。「ここからは、天気がいい日に山が見えるんですね。すばらしい眺めだ。」生徒たちは誇らしそうに頷いた。
「ここ」は何を指しますか?
解答
(この)教室
📍 指示語を探す2ステップ
①「ここ」は話者が今いる場所を指す。先生が教室の窓から外を見ながら話しているので、今いる教室が照応先。
②置き換えテスト:「この教室からは天気がいい日に山が見える」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「窓」→教室の一部であって場所そのものではない
26
指示語:ここ
祖母は古いアルバムのページをめくりながら言った。「ここね、昔はにぎやかな商店街だったのよ。八百屋に魚屋に和菓子屋が並んでいたわ。」写真には、今は空き地になった場所が映っていた。
「ここ」は何を指しますか?
解答
(昔ににぎやかだった)商店街(があった場所)
📍 指示語を探す2ステップ
①「ここ」は話者が写真で指している場所を指す。直後「昔はにぎやかな商店街だった」→写真に映った場所が照応先。
②置き換えテスト:「商店街だった場所には、昔八百屋や魚屋が並んでいた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「アルバム」→写真が入っている物であって場所そのものではない
27
指示語:あそこ
この辺りには、子どものころに毎年お祭りが立った広場があった。焼きとうもろこしや金魚すくいの屋台が並び、にぎわったものだ。「ねえ、あそこ、今はマンションになっているね」と母が言った。
「あそこ」は何を指しますか?
解答
(お祭りが立った)広場
📍 指示語を探す2ステップ
①「あそこ」は話し手・聞き手の両方が知っている場所(あ系)を指す。母と聞き手の両方が知っている過去の場所。
②置き換えテスト:「お祭りが立った広場は、今はマンションになっている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「マンション」→今の状態であって2人が思い出している当時の場所ではない
28
指示語:あれ
駅のホームに古いロッカーがあった。何十年も前から使われているもので、扉には細かい傷や汚れが積み重なっている。「あれ、小学生のころに荷物を入れて遠足に行ったよね」とゆかりは友人に言った。
「あれ」は何を指しますか?
解答
古いロッカー
📍 指示語を探す2ステップ
①「あれ」は話し手・聞き手の両方が知っている物(あ系)を指す。ゆかりと友人の両方が知っているロッカー。
②置き換えテスト:「古いロッカーに荷物を入れて遠足に行ったよね」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ホーム」→ロッカーがある場所であってロッカーそのものではない
29
指示語:あの
二人は橋の上から川下を眺めていた。川沿いに古い水車がゆっくりと回っているのが見えた。「あの水車、子どものころはもっと元気よく回っていたね」とたかしは言った。
「あの」は何を指しますか?
解答
古い水車
📍 指示語を探す2ステップ
①「あの」は話し手・聞き手の両方が今見えている物(あ系)を修飾する。2人とも今見えている水車。
②置き換えテスト:「古い水車、子どものころはもっと元気よく回っていたね」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「橋」→眺めている場所であって水車ではない
30
指示語:そこ
バスに乗って山道を上ると、霧に包まれた展望台に着いた。晴れた日には海まで見渡せる場所だという。そこから見えるはずの景色を想像しながら、みんなで記念写真を撮った。
「そこ」は何を指しますか?
解答
展望台
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「から見えるはずの景色を想像した」→景色を眺める場所が照応先。
②置き換えテスト:「展望台から見えるはずの景色を想像しながら写真を撮った」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「バス」→乗り物であって場所ではない
31
指示語:ここ
おじいさんは畑のまん中に立って、空を見上げながら言った。「ここの土は、五十年かけて育てたものだ。石ころだらけだった荒れ地が、今ではこんなにやわらかくなった。」
「ここ」は何を指しますか?
解答
(この)畑(の土)
📍 指示語を探す2ステップ
①「ここ」は話者が今いる場所を指す。おじいさんが畑のまん中に立って話しているので、今いる畑が照応先。
②置き換えテスト:「この畑の土は、五十年かけて育てたものだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「石ころ」→昔の状態であって今の畑そのものではない
32
指示語:そこ
岬の先端にある小さな灯台は、百年以上前に建てられたものだ。霧の夜でも船が安全に進めるよう、光を回し続けている。今も漁師たちはそこの光を頼りに港へ帰ってくる。
「そこ」は何を指しますか?
解答
小さな灯台
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「の光を頼りに港へ帰る」→光の発信源である場所が照応先。
②置き換えテスト:「小さな灯台の光を頼りに港へ帰ってくる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「岬」→灯台がある大きな範囲であって灯台そのものではない
33
指示語:あそこ
二人は学校の屋上から町を見下ろした。遠くに古い映画館の建物が見えた。もう営業はしていないが、外観はそのまま残っている。「あそこで一緒に映画を見たね」とさくらは言った。
「あそこ」は何を指しますか?
解答
古い映画館
📍 指示語を探す2ステップ
①「あそこ」は話し手・聞き手の両方が知っている場所(あ系)を指す。さくらと相手の両方が知っている映画館。
②置き換えテスト:「古い映画館で一緒に映画を見たね」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「屋上」→2人が今いる場所であって映画を見た場所ではない
34
指示語:そこ
徒歩で山を越えると、谷あいに昔ながらの小さな集落があった。石畳の路地に古い家屋が並ぶ、静かな場所だ。そこでは、今も昔と変わらぬ暮らしが続いているという。
「そこ」は何を指しますか?
解答
昔ながらの小さな集落
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「では昔と変わらぬ暮らしが続いている」→昔ながらの暮らしが残る場所が照応先。
②置き換えテスト:「昔ながらの小さな集落では、今も昔と変わらぬ暮らしが続いている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「谷あい」→集落がある広い地形であって集落そのものではない
35
指示語:ここ
博物館のガイドが一枚の古地図の前で立ち止まり、説明した。「ここに描かれているのが、この町の江戸時代の姿です。今とはずいぶん形が違いますね。」
「ここ」は何を指しますか?
解答
(古地図に描かれた)この町の江戸時代の姿(がある場所)
📍 指示語を探す2ステップ
①「ここ」はガイドが今指している地図上の場所を指す。直後「に描かれているのがこの町の江戸時代の姿」→指さした地図の箇所が照応先。
②置き換えテスト:「この地図のここに、町の江戸時代の姿が描かれている」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「博物館」→場所全体であって地図上の一点ではない
36
指示語:そこ
駅から歩いて十分ほどのところに、小さな書店がある。専門書から児童書まで幅広い本をそろえた店で、棚の隅々まで丁寧に管理されている。そこには常連客が多く、店主と本について語り合う光景がよく見られる。
「そこ」は何を指しますか?
解答
小さな書店
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「には常連客が多く」→常連客が集まる場所が照応先。
②置き換えテスト:「小さな書店には常連客が多く、店主と語り合う光景がよく見られる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「駅」→出発点となる場所であって書店ではない
37
指示語:あれ
二人は公園のベンチに座っていた。池のほとりに古い石の灯ろうが立っている。「あれ、昔はお祭りのときに火がともっていたんだよ」と祖父は孫に言った。
「あれ」は何を指しますか?
解答
古い石の灯ろう
📍 指示語を探す2ステップ
①「あれ」は話し手・聞き手の両方が見えている物(あ系)を指す。祖父と孫の両方が今見えている灯ろう。
②置き換えテスト:「古い石の灯ろうは、昔お祭りのときに火がともっていた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「池」→灯ろうがある場所であって灯ろうそのものではない
38
指示語:ここ
料理教室の先生が鍋の前に立ち、生徒たちに言った。「ここで一度火を止めて、よくかき混ぜてください。そうするとなめらかに仕上がります。」
「ここ」は何を指しますか?
解答
(鍋の中、または)この段階・このタイミング
📍 指示語を探す2ステップ
①「ここ」は話者が示している工程の場所・タイミングを指す。調理の「この段階」という意味で使われている。
②置き換えテスト:「この段階で一度火を止めてかき混ぜるとなめらかに仕上がる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「鍋」→道具であって調理のタイミングではない
39
指示語:そこ
図書館の地下に、古い新聞や雑誌が保管されている特別な部屋がある。普段は立ち入れないが、許可を得れば閲覧できる。研究者たちはそこに通いつめて、歴史的な資料を調べる。
「そこ」は何を指しますか?
解答
(古い新聞や雑誌が保管されている)特別な部屋
📍 指示語を探す2ステップ
①「そこ」は前に出てきた場所を指す。直後「に通いつめて資料を調べる」→資料が保管されている部屋が照応先。
②置き換えテスト:「特別な部屋に研究者たちが通いつめて資料を調べる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「図書館」→部屋が入っている建物であって特別な部屋そのものではない
40
指示語:あの
二人は海岸を散歩していると、沖に小さな島の影が見えた。「あの島、昔は渡し船で行けたって聞いたことがある」とひろこは言った。
「あの」は何を指しますか?
解答
小さな島
📍 指示語を探す2ステップ
①「あの」は話し手・聞き手の両方に見えている物(あ系)を修飾する。2人とも今見えている島。
②置き換えテスト:「小さな島は昔、渡し船で行けたと聞いた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「海岸」→2人が歩いている場所であって島ではない
③
指示語「何を指すか」— 第3セット
全20問
41
指示語:それ
シロアリは木材の内部をかじって巣を作る。建物の柱や床板をひそかに食いつくし、外からは気づきにくい。それが問題なのは、被害が深刻になってから初めて発見されることが多いからだ。
「それ」は何を指しますか?
解答
(シロアリが内部をかじって)外からは気づきにくいこと
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた事がらを指す。直後「が問題なのは」→問題とされている性質が照応先。
②置き換えテスト:「外からは気づきにくいことが問題で、被害が深刻になってから発見されることが多い」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「シロアリ」→生き物であって問題とされている性質ではない
42
指示語:これ
これは、ものが燃えるときに酸素と結びついて熱と光を発する化学変化のことだ。マッチや花火もこの現象を利用しており、私たちの暮らしの中に欠かせない。
「これ」は何を指しますか?
解答
ものが燃えるときに酸素と結びついて熱と光を発する化学変化(燃焼)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。「これ」が指すのは後ろの説明内容。
②置き換えテスト:「燃焼は、酸素と結びついて熱と光を発する化学変化だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「マッチ」「花火」→現象を利用した具体例であって現象そのものではない
43
指示語:それ
ピアノを弾く人の指は、長年の練習によって特定の動きに適応していく。速い曲を弾くとき、意識しなくても指が正確に鍵盤の上を走る。それは、体が動きを記憶したからだといわれている。
「それ」は何を指しますか?
解答
意識しなくても指が正確に動くこと
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「は体が動きを記憶したからだ」→理由が説明されている対象の事がらが照応先。
②置き換えテスト:「意識しなくても指が正確に動くのは、体が動きを記憶したからだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ピアノ」→楽器であって体の変化ではない
44
指示語:それ
南極の氷は、古い時代の空気をそのまま閉じ込めている。何十万年も前の大気の成分を分析することができ、過去の気候変動を知る手がかりになる。それによって、将来の気候変動を予測する研究が進んでいる。
「それ」は何を指しますか?
解答
(南極の氷から)過去の気候変動を知ること
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「によって将来の気候変動を予測する研究が進む」→予測研究の根拠となる分析が照応先。
②置き換えテスト:「過去の気候変動を知ることによって、将来の気候変動を予測する研究が進んでいる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「南極の氷」→手がかりとなる物であって分析から得られる知識ではない
45
指示語:これ
これは、植物の葉や茎が太陽の光の方向に向かって曲がっていく現象のことだ。窓際に置いた観葉植物が時間をかけて窓の方向に傾いていくのも、同じしくみで説明できる。
「これ」は何を指しますか?
解答
植物が太陽の光の方向に曲がっていく現象(屈光性・光屈性)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「光屈性は、植物が太陽の方向に曲がっていく現象だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「観葉植物」→具体例として挙げられた植物であって現象そのものではない
46
指示語:それ
チーターは陸上で最も速く走れる動物で、最高時速は約百十キロに達する。しかしそのスピードを維持できるのはわずか数百メートルで、すぐに疲れてしまう。それを補うために、チーターは体力を温存しながら獲物に近づき、一気に加速する狩りのやり方をとる。
「それ」は何を指しますか?
解答
(短い距離しかスピードを維持できないという)弱点
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「を補うために」→補う対象の弱点が照応先。
②置き換えテスト:「弱点を補うために、体力を温存しながら近づき一気に加速する」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「チーター」→生き物であって補う弱点ではない
47
指示語:それ
潮の満ち引きは、月の引力によって起こる。月が地球の海水を引きつけることで、月に近い側と反対側で海面が盛り上がる。それが地球の自転によって繰り返されることで、一日に二回の満潮と干潮が生じる。
「それ」は何を指しますか?
解答
海面が盛り上がること(潮の満ち引きが起こる現象)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「が地球の自転によって繰り返される」→繰り返される現象が照応先。
②置き換えテスト:「海面が盛り上がることが地球の自転によって繰り返され、満潮と干潮が生じる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「月」→引力の源であって繰り返される現象ではない
48
指示語:これ
これは、体の中でタンパク質や脂肪などの栄養素が必要以上に蓄積されることで引き起こされる状態のことだ。運動不足や食べ過ぎが続くと、そのリスクが高まるとされている。
「これ」は何を指しますか?
解答
タンパク質や脂肪などが必要以上に蓄積される状態(肥満)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「肥満は、栄養素が必要以上に蓄積されることで引き起こされる状態だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「運動不足」「食べ過ぎ」→リスクを高める原因であって状態そのものではない
49
指示語:それ
人間の体の中には、外から入ってきた病原体を攻撃して体を守るしくみがある。このしくみは「免疫」と呼ばれる。それが弱まると、感染症にかかりやすくなってしまう。
「それ」は何を指しますか?
解答
免疫(という体を守るしくみ)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前に出てきた物や事がらを指す。直後「が弱まると感染症にかかりやすい」→弱まると病気になる防御機能が照応先。
②置き換えテスト:「免疫が弱まると、感染症にかかりやすくなる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「病原体」→体が攻撃する対象であって防御機能ではない
50
指示語:これ
これは、水や空気などの流体が動くとき、速く動く部分ほど圧力が小さくなる性質のことだ。飛行機の翼の形はこの性質を利用して、上向きの力を生み出すよう設計されている。
「これ」は何を指しますか?
解答
流体が速く動くほど圧力が小さくなる性質(ベルヌーイの原理)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。飛行機の翼はその応用例。
②置き換えテスト:「ベルヌーイの原理は、流体が速く動くほど圧力が小さくなる性質だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「飛行機の翼」→性質を利用した具体例であって性質そのものではない
51
指示語:それ
カメは外敵に襲われると、頭と足を甲羅の中に引っ込める。甲羅は背骨や肋骨が変化してできた骨の板で、非常に頑丈だ。それによって、カメは捕食者から身を守ることができる。
「それ」は何を指しますか?
解答
頭と足を甲羅の中に引っ込めること
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「によってカメは捕食者から身を守れる」→身を守る手段が照応先。
②置き換えテスト:「頭と足を甲羅に引っ込めることで、捕食者から身を守ることができる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「甲羅」→身を守るための構造物であって行動そのものではない
52
指示語:それ
江戸時代、各地の藩は独自の産業を育て、経済力を高めようとした。薩摩藩は砂糖、加賀藩は絹織物、土佐藩は木材などを特産品とした。それが各地域の文化や技術の発展につながっていった。
「それ」は何を指しますか?
解答
独自の産業を育てたこと(特産品を持ったこと)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「が地域の文化や技術の発展につながった」→発展の原因となった取り組みが照応先。
②置き換えテスト:「独自の産業を育てたことが、各地域の文化や技術の発展につながった」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「薩摩藩」「加賀藩」→具体例として挙げられた藩であって取り組みそのものではない
53
指示語:これ
これは、食べ物に含まれる炭水化物が体内でブドウ糖に分解され、細胞のエネルギー源として使われる過程のことだ。激しい運動をすると、体がこの過程を急いで行うため、息が荒くなる。
「これ」は何を指しますか?
解答
炭水化物がブドウ糖に分解されエネルギー源として使われる過程(糖代謝)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「糖代謝は、炭水化物がブドウ糖に分解されエネルギー源として使われる過程だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「炭水化物」→分解される材料であって過程そのものではない
54
指示語:それ
ガラスは砂の主成分であるケイ砂を高温で溶かして作られる。冷えると透明で固い固体になり、光を通す性質がある。それを利用して、窓ガラスや眼鏡のレンズ、光ファイバーなどが作られる。
「それ」は何を指しますか?
解答
光を通す性質(がある)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「を利用して窓ガラスなどが作られる」→製品作りに利用されている性質が照応先。
②置き換えテスト:「光を通す性質を利用して、窓ガラスや眼鏡のレンズが作られる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ケイ砂」→材料であって利用される性質ではない
55
指示語:それ
蚊が血を吸うとき、かゆみを感じさせない物質を同時に注入する。この物質は血が固まるのを防ぐ働きもある。それがあるから、蚊は素早く血を吸って飛び去ることができる。
「それ」は何を指しますか?
解答
血が固まるのを防ぐ物質(かゆみを感じさせない物質)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の物を指す。直後「があるから蚊は素早く血を吸える」→蚊が効率よく吸血できる原因となる物が照応先。
②置き換えテスト:「血が固まるのを防ぐ物質があるから、蚊は素早く血を吸って飛び去ることができる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「かゆみ」→物質が引き起こす結果であって物質そのものではない
56
指示語:これ
これは、川や海に流れ込んだプラスチックが紫外線や波の力によって細かく砕かれ、直径五ミリメートル以下になった粒のことだ。魚や鳥がそれを食べ物と間違えて食べてしまう問題が深刻になっている。
「これ」は何を指しますか?
解答
川や海のプラスチックが細かく砕かれた直径5mm以下の粒(マイクロプラスチック)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「マイクロプラスチックは、プラスチックが細かく砕かれた5mm以下の粒だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「魚や鳥」→誤って食べてしまう生き物であって粒そのものではない
57
指示語:それ
日本の伝統工芸である漆器は、木の器に漆を何度も塗り重ねて作られる。この作業は乾燥と塗りを繰り返す根気のいる工程だ。それによって、美しい光沢と高い耐久性が生まれる。
「それ」は何を指しますか?
解答
乾燥と塗りを繰り返す作業(工程)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「によって美しい光沢と耐久性が生まれる」→漆器の美しさと丈夫さの原因が照応先。
②置き換えテスト:「乾燥と塗りを繰り返すことによって、美しい光沢と耐久性が生まれる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「漆」→塗る材料であって繰り返す作業ではない
58
指示語:それ
気温が下がると、金属は収縮して体積が小さくなる。橋や線路には、温度変化による伸び縮みを吸収するための「伸縮継手」という隙間が設けられている。それがなければ、気温の変化によって構造物が変形したり壊れたりしてしまう。
「それ」は何を指しますか?
解答
伸縮継手(という隙間)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の物を指す。直後「がなければ構造物が変形したり壊れたりする」→構造物を守るための部品が照応先。
②置き換えテスト:「伸縮継手がなければ、気温の変化によって構造物が変形したり壊れたりしてしまう」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「気温」→変化の原因であって構造物を守る部品ではない
59
指示語:これ
これは、電力や燃料を使わず、太陽の光や熱、風、水の流れなど自然のエネルギーを使って電気を作り出す方法のことだ。化石燃料と違って枯渇せず、二酸化炭素をほとんど出さない。
「これ」は何を指しますか?
解答
太陽・風・水などの自然エネルギーを使って電気を作る方法(再生可能エネルギー)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「再生可能エネルギーは、自然のエネルギーを使って電気を作る方法だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「化石燃料」→対比として挙げられた別の方法であってこれが指すものではない
60
指示語:それ
渡り鳥は季節によって何千キロもの旅をする。磁場を感知する能力や太陽の位置を利用して方角を知り、正確に目的地へたどり着く。それがどのようなしくみで行われているか、まだ完全には解明されていない。
「それ」は何を指しますか?
解答
何千キロもの旅をして正確に目的地へたどり着くこと(渡りのしくみ)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「がどのようなしくみで行われているか解明されていない」→謎とされている能力や行動が照応先。
②置き換えテスト:「何千キロもの旅をして正確に目的地へたどり着くことが、どんなしくみで行われているか解明されていない」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「磁場」「太陽」→方角を知る手段として挙げられたものであって謎の対象ではない
④
指示語「何を指すか」— 第4セット
全20問
61
指示語:それ
机の上には古い地図帳と辞書が並んでいた。夏休みの自由研究で調べ物をしようと、たけしはそれを手に取り、ページをめくり始めた。
「それ」は何を指しますか?
解答
地図帳(または辞書)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「ページをめくる」→本類の使い方。地図帳も辞書もページをめくるが、「調べ物」の文脈では地図帳がより自然。
②置き換えテスト:「地図帳を手に取り、ページをめくり始めた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「机」→物が置かれている家具であってめくる対象ではない
62
指示語:それ
庭には柿の木とキンモクセイが植えられていた。秋になり、それのあたりを歩いていると、どこからともなく甘い香りが漂ってきた。
「それ」は何を指しますか?
解答
キンモクセイ
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「甘い香り」→秋に強い甘い香りを放つのはキンモクセイ。柿は香りでは知られない。
②置き換えテスト:「キンモクセイのあたりを歩いていると甘い香りが漂ってきた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「柿の木」→秋に実はなるが、甘い香りを放つ木ではない
63
指示語:それ
棚の上に懐中電灯とロウソクが置いてあった。停電になり、部屋が暗くなった。母はそれを探してスイッチを押したが、電池が切れていた。
「それ」は何を指しますか?
解答
懐中電灯
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「スイッチを押した」「電池が切れていた」→懐中電灯の特徴。ロウソクにはスイッチも電池もない。
②置き換えテスト:「懐中電灯を探してスイッチを押したが電池が切れていた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ロウソク」→スイッチや電池があるものではない
64
指示語:それ
押し入れには古い将棋セットとオセロゲームが入っていた。雨の日の午後、弟はそれを持ち出して、石を一枚一枚丁寧に並べ始めた。
「それ」は何を指しますか?
解答
オセロゲーム
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「石を一枚一枚並べる」→オセロの白黒の石を並べる動作。将棋は「石」ではなく「駒」を使う。
②置き換えテスト:「オセロゲームを持ち出して、石を一枚一枚並べ始めた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「将棋セット」→将棋の駒は「石」とは呼ばない
65
指示語:それ
玄関のたたきには長靴と運動靴が並んでいた。雨が降り出したので、ゆいは急いでそれを履いて飛び出した。
「それ」は何を指しますか?
解答
長靴
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「雨が降り出した」→雨の日に履くのは長靴。運動靴は雨の日向きではない。
②置き換えテスト:「長靴を履いて飛び出した」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「運動靴」→雨の日にわざわざ履き替える靴ではない
66
指示語:それ
テーブルの上に温かいスープと冷たいサラダが並んでいた。体が冷えていたので、りょうはまずそれに手を伸ばし、一口飲んだ。
「それ」は何を指しますか?
解答
温かいスープ
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「体が冷えていた」「一口飲んだ」→冷えたときに飲む温かい飲み物が照応先。
②置き換えテスト:「温かいスープに手を伸ばし、一口飲んだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「冷たいサラダ」→体が冷えているときに選ぶものではなく、また「飲む」ものでもない
67
指示語:それ
引き出しにはセロハンテープとはさみが入っていた。包みをあけようとしたが、テープで端をしっかりと留めてあった。こうたはそれを取り出してテープを切った。
「それ」は何を指しますか?
解答
はさみ
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「テープを切った」→切るための道具が照応先。セロハンテープは切る道具ではない。
②置き換えテスト:「はさみを取り出してテープを切った」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「セロハンテープ」→留めるためのものであって切る道具ではない
68
指示語:それ
ベランダには日よけのすだれと小さな扇風機が置いてあった。真夏の昼下がり、みゆきはそれのスイッチを入れて、風を顔に受けながら本を読んだ。
「それ」は何を指しますか?
解答
小さな扇風機
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「スイッチを入れた」「風を顔に受けた」→電気で動いて風を出す機械が照応先。
②置き換えテスト:「小さな扇風機のスイッチを入れて、風を顔に受けながら本を読んだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「すだれ」→スイッチがなく風を出すものでもない
69
指示語:それ
机の引き出しには赤いマジックペンと鉛筆が入っていた。算数のテストが返ってきたので、はると はそれを取り出して、間違えた問題に丸印をつけた。
「それ」は何を指しますか?
解答
赤いマジックペン
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。テストの採点や印つけには赤いペンを使うのが一般的。鉛筆で丸印をつける文脈ではない。
②置き換えテスト:「赤いマジックペンを取り出して間違えた問題に丸印をつけた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「鉛筆」→テストの採点に使う道具としては不自然
70
指示語:それ
冷蔵庫の中にアイスクリームとプリンが入っていた。熱を出して寝ていた妹が、「のど渇いた」と言うので、母はそれを持ってきてあげた。
「それ」は何を指しますか?
解答
プリン
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「熱を出して寝ている」「のどが渇いた」→熱のときに向くのは冷たくてのどごしのよいプリン。アイスクリームは冷たすぎて向かない場合が多い。
②置き換えテスト:「プリンを持ってきてあげた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「アイスクリーム」→熱があるときに食べるものとしては不自然
71
指示語:それ
工作の材料として、折り紙と厚紙がテーブルに用意されていた。立体の箱を作るために、さなはそれを切り取って、組み立てていった。
「それ」は何を指しますか?
解答
厚紙
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「立体の箱を作る」「切り取って組み立てる」→しっかりした箱を作るには折り紙より厚紙が適している。
②置き換えテスト:「厚紙を切り取って組み立てていった」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「折り紙」→薄く箱として組み立てるには強度が足りない
72
指示語:それ
窓辺には水草の入った水槽と小さな鉢植えのサボテンが置いてあった。一週間旅行から帰ってきたとき、それは水が干上がって枯れそうになっていた。
「それ」は何を指しますか?
解答
鉢植えのサボテン(または水草)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「水が干上がった」→土が乾いて水分がなくなった状態。水槽は水がなくなるとは言わず「干上がる」のは鉢植えの土。
②置き換えテスト:「鉢植えのサボテンは水が干上がって枯れそうになっていた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「水槽」→「水が干上がる」という表現は水槽より鉢植えに自然
73
指示語:それ
棚には木製のトレイと銀色のトレイが並んでいた。和菓子を盛りつけようと、母はそれを選んで、お茶の隣に置いた。
「それ」は何を指しますか?
解答
木製のトレイ
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「和菓子」「お茶」→和の雰囲気に合うのは木製。銀色のトレイは洋風の印象が強い。
②置き換えテスト:「木製のトレイを選んで、お茶の隣に置いた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「銀色のトレイ」→和菓子とお茶に合わせるには不自然
74
指示語:それ
かばんの中に折りたたみ傘と日傘が入っていた。朝は晴れていたが、昼過ぎから雨が降り出した。えりかは急いでそれを取り出して開いた。
「それ」は何を指しますか?
解答
折りたたみ傘
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「雨が降り出した」→雨から守るために使うのは折りたたみ傘。日傘は雨よけとしては不十分。
②置き換えテスト:「折りたたみ傘を取り出して開いた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「日傘」→日差しをよけるためのものであって雨よけには適さない
75
指示語:それ
冷蔵庫にはオレンジジュースと牛乳が入っていた。ケーキを焼くレシピを見ると、生地に加えるものとして指定されていたので、けいたはそれを計量カップに注いだ。
「それ」は何を指しますか?
解答
牛乳
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「ケーキの生地に加える」→ケーキのレシピには牛乳がよく使われる。オレンジジュースをケーキ生地に加えるのは一般的ではない。
②置き換えテスト:「牛乳を計量カップに注いだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「オレンジジュース」→一般的なケーキの生地に使う材料ではない
76
指示語:それ
部屋のすみに古いギターとバイオリンが立てかけてあった。発表会の前日、みおはそれを取り出して、最後の練習に取りかかった。弓を弦に当て、ゆっくりと音を出した。
「それ」は何を指しますか?
解答
バイオリン
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「弓を弦に当てた」→弓を使って演奏するのはバイオリン。ギターは弦を指でつまびく。
②置き換えテスト:「バイオリンを取り出して、弓を弦に当て音を出した」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ギター」→弓を使って演奏する楽器ではない
77
指示語:それ
押し入れには毛布と夏用の薄いタオルケットが重ねてあった。夜中に目が覚めると、とても寒かった。ようへいはそれを引っ張り出して、体にかけた。
「それ」は何を指しますか?
解答
毛布
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「とても寒かった」→寒いときに体を温めるのは毛布。薄いタオルケットでは寒さに対応できない。
②置き換えテスト:「毛布を引っ張り出して体にかけた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「薄いタオルケット」→寒いときには保温力が不十分
78
指示語:それ
ペンケースの中に赤いボールペンと黒いボールペンが入っていた。手紙の宛名を書こうとして、あいりはそれを取り出し、丁寧な字で相手の名前を書いた。
「それ」は何を指しますか?
解答
黒いボールペン
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「手紙の宛名を書く」→公式な手紙の宛名には黒のペンを使うのが一般的。赤は修正や強調に使われる色。
②置き換えテスト:「黒いボールペンを取り出し、丁寧な字で名前を書いた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「赤いボールペン」→手紙の宛名を書くのに使う色としては不自然
79
指示語:それ
テーブルの上に正方形のパズルと丸いコマが置いてあった。弟はそれを手に取り、くるりとひねって床に放り投げた。勢いよく回り始めた。
「それ」は何を指しますか?
解答
丸いコマ
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「ひねって床に放り投げると回り始めた」→コマを回す動作。パズルは回すものではない。
②置き換えテスト:「丸いコマをひねって床に放り投げると勢いよく回り始めた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「正方形のパズル」→ひねって回すものではない
80
指示語:それ
薬箱には体温計と湿布薬が入っていた。運動会の練習で足首をひねってしまったので、かずきはそれを患部に貼って、冷やした。
「それ」は何を指しますか?
解答
湿布薬
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は文脈に合う方を指す。「患部に貼って冷やした」→けがの部位に貼って使うのは湿布薬。体温計は貼るものではない。
②置き換えテスト:「湿布薬を患部に貼って冷やした」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「体温計」→体温を測るものであって患部に貼るものではない
⑤
指示語「何を指すか」— 第5セット
全20問
81
指示語:それ
ホタルイカは深海から浅い海へ上がってくる際、腹側にある発光器から青白い光を放つ。この光は仲間を集めるためや、外敵から身を守るためと考えられている。それを目当てに、春の富山湾では観光客が集まってくる。
「それ」は何を指しますか?
解答
ホタルイカ(が光を放つこと、またはホタルイカそのもの)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の主語を指す。直後「を目当てに観光客が集まる」→観光の目的となっている生き物が照応先。
②置き換えテスト:「ホタルイカを目当てに、春の富山湾では観光客が集まる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「発光器」→光を出す器官であって観光客が見に来る対象そのものではない
82
指示語:これ
これは、空気が薄く温度の低い上空で、飛行機のエンジンから排出された水蒸気が瞬時に氷の粒になり、白い雲のように見える現象のことだ。晴れた日の青空に白い線として現れる。
「これ」は何を指しますか?
解答
飛行機のエンジンの水蒸気が氷の粒になり白く見える現象(飛行機雲)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「飛行機雲は、水蒸気が氷の粒になり白く見える現象だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「青空」→飛行機雲が見える背景であって現象そのものではない
83
指示語:それ
ナマコは外敵に襲われると、体の内部の器官を口から吐き出すことがある。外敵の注意をそらすためだと考えられており、器官は後から再生される。それがナマコの独特の防衛術だ。
「それ」は何を指しますか?
解答
体の内部の器官を口から吐き出すこと
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「がナマコの独特の防衛術だ」→防衛のための行動が照応先。
②置き換えテスト:「体の内部の器官を口から吐き出すことが、ナマコの独特の防衛術だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「外敵」→防衛の対象であって防衛術そのものではない
84
指示語:それ
土の中には無数の微生物が生きている。落ち葉や枯れ木、動物の死骸などを分解し、植物が吸収できる栄養素に変える働きをしている。それがなければ、地球上の生命の循環は成り立たない。
「それ」は何を指しますか?
解答
(落ち葉などを)分解して栄養素に変える働き(微生物の働き)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「がなければ生命の循環は成り立たない」→循環に不可欠な働きが照応先。
②置き換えテスト:「微生物が分解して栄養素に変える働きがなければ、生命の循環は成り立たない」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「土」→微生物が生きている場所であって働きそのものではない
85
指示語:これ
これは、生物が自らの体を傷つけたり死んだりすることなく、次の世代へと遺伝情報を伝える目的で行う生殖活動のことだ。親の特徴が子に受け継がれるのは、このしくみがあるからだ。
「これ」は何を指しますか?
解答
自らを傷つけずに遺伝情報を次世代へ伝える生殖活動(有性生殖・繁殖)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「繁殖は、遺伝情報を次世代へ伝える生殖活動のことだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「遺伝情報」→伝える内容であって活動そのものではない
86
指示語:それ
鉄は酸素と水が同時に存在すると化学反応が起き、赤褐色のさびを生じる。さびが広がると鉄の強度は著しく低下する。橋や建物の鉄骨には定期的に塗装を施すことでそれを防いでいる。
「それ」は何を指しますか?
解答
さびが生じること(さびの発生)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「を防いでいる」→防ぐ対象のさびの発生が照応先。
②置き換えテスト:「さびが生じることを塗装を施すことで防いでいる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「鉄」→素材であって防ぐ対象の現象ではない
87
指示語:これ
これは、一つの物体や空間の温度がある基準よりも高いか低いかを数字で表したものを指す概念だ。私たちが日常的に使う「摂氏」は水の沸点を百度、凍る点を零度として定めている。
「これ」は何を指しますか?
解答
物体や空間の温度を数字で表した概念(温度・気温)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜を指す概念だ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「温度は、物体の温かさを数字で表した概念だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「摂氏」→温度を表す単位の一つであって概念そのものではない
88
指示語:それ
日本には四季があり、春になると各地で桜が咲き誇る。この光景を楽しむために公園や川沿いに多くの人が集まる。それを「お花見」といい、古くから日本人に愛されてきた文化だ。
「それ」は何を指しますか?
解答
桜を楽しむために公園や川沿いに人が集まること(お花見)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「をお花見といい、古くから愛されてきた文化だ」→日本の春の文化が照応先。
②置き換えテスト:「桜の下に人が集まる光景をお花見といい、古くから愛されてきた」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「桜」→花そのものであって花見という行為ではない
89
指示語:それ
アリは体の大きさに比べて非常に強い力を持っており、自分の体重の数十倍もある物を持ち上げることができる。それは、アリの体の内部に強い筋肉を支える骨格構造があるからだと考えられている。
「それ」は何を指しますか?
解答
自分の体重の数十倍もある物を持ち上げることができること
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「は骨格構造があるからだと考えられている」→理由が説明されている能力が照応先。
②置き換えテスト:「体重の数十倍を持ち上げられるのは、強い骨格構造があるからだ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「アリの体」→能力を持っている主体であって能力そのものではない
90
指示語:これ
これは、気体や液体が温められると体積が増えて密度が低くなり、上方へ移動する現象のことだ。お湯を沸かすとき、底のほうから温まった水が上に上がってくる動きも、この現象の一例だ。
「これ」は何を指しますか?
解答
温められた気体や液体が上方へ移動する現象(対流)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「対流は、温められた流体が上方へ移動する現象だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「お湯」→現象の具体例として挙げられたものであって現象そのものではない
91
指示語:それ
ペンギンは寒さが厳しい場所で生きるために、体の中にたっぷりの脂肪をたくわえている。また、羽毛が密生していて、体温が逃げにくい構造になっている。それによって、マイナス数十度の環境でも体温を保つことができる。
「それ」は何を指しますか?
解答
脂肪をたくわえ羽毛が密生していること(体温を守るための体の構造)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「によってマイナス数十度でも体温を保てる」→体温維持の原因となる体の特徴が照応先。
②置き換えテスト:「脂肪と密な羽毛によって、マイナス数十度でも体温を保つことができる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「マイナス数十度の環境」→体温を保つべき厳しい状況であって原因ではない
92
指示語:これ
これは、何らかの失敗や問題が起きたとき、その原因をできるだけ多くの観点から掘り下げて調べ、根本的な理由を明らかにする手法のことだ。製造業の現場などで品質改善のために広く使われている。
「これ」は何を指しますか?
解答
失敗や問題の根本的な原因を明らかにする手法(原因分析・根本原因分析)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「原因分析は、問題の根本的な理由を明らかにする手法だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「製造業の現場」→手法が使われる場所であって手法そのものではない
93
指示語:それ
マングローブは熱帯の海岸や河口部に生える樹木で、根が複雑に絡み合って海の中に立っている。この根は魚や甲殻類の産卵場所や隠れ場所になっており、それを失うと沿岸の生態系が崩れてしまう。
「それ」は何を指しますか?
解答
マングローブ(の根が作る環境)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の内容を指す。直後「を失うと生態系が崩れる」→生態系を支えている存在が照応先。
②置き換えテスト:「マングローブを失うと沿岸の生態系が崩れてしまう」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「海岸」「河口部」→マングローブが生える場所であってなくなると困る存在ではない
94
指示語:それ
ハチミツは、ミツバチが花の蜜を集め、巣の中で酵素を加えながら水分を蒸発させて濃縮させたものだ。糖分が非常に高く、細菌が繁殖しにくい。それがハチミツが何千年たっても腐らない理由だ。
「それ」は何を指しますか?
解答
糖分が非常に高く細菌が繁殖しにくいこと
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「がハチミツが腐らない理由だ」→腐らない原因が照応先。
②置き換えテスト:「糖分が高く細菌が繁殖しにくいことが、ハチミツが腐らない理由だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「花の蜜」→原材料であって腐らない理由ではない
95
指示語:これ
これは、原子の中心にある核が分裂するときに膨大なエネルギーを放出する反応のことだ。原子力発電はこの反応を利用して電力を生み出している。
「これ」は何を指しますか?
解答
原子の核が分裂して膨大なエネルギーを放出する反応(核分裂)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「核分裂は、原子の核が分裂してエネルギーを放出する反応だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「原子力発電」→この反応を利用した技術であって反応そのものではない
96
指示語:それ
江戸時代の日本では、古くなった紙や布をほとんど捨てずに再利用する文化が根付いていた。紙くずを回収してすき直したり、布の切れ端を縫い合わせて雑巾にしたりした。それは現代のリサイクルの考え方に通じるものだ。
「それ」は何を指しますか?
解答
古くなった紙や布を再利用する文化(の考え方)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「は現代のリサイクルの考え方に通じるものだ」→現代の概念と結びつけられている文化が照応先。
②置き換えテスト:「古いものを再利用する文化は、現代のリサイクルの考え方に通じる」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「紙くず」「布」→再利用される材料であって文化や考え方ではない
97
指示語:それ
人間の記憶は、繰り返し思い出すことで定着しやすくなる。試験勉強では、一度読んだだけでは記憶に残りにくく、何度も反復することが大切だとされている。それを活かして、一定の間隔をあけて復習する「間隔反復法」という勉強方法がある。
「それ」は何を指しますか?
解答
繰り返し思い出すことで記憶が定着しやすくなること(という性質)
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の事がらを指す。直後「を活かして間隔反復法という方法がある」→勉強法のもとになった記憶の性質が照応先。
②置き換えテスト:「繰り返しで記憶が定着しやすくなる性質を活かした間隔反復法という勉強方法がある」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「試験勉強」→活動であって記憶の性質ではない
98
指示語:これ
これは、光が異なる密度の物質の境界を通過するとき、進む向きが変わる性質のことだ。水の中のストローが折れて見えたり、プールの底が実際より浅く見えたりするのも、この性質によるものだ。
「これ」は何を指しますか?
解答
光が異なる密度の物質の境界で向きが変わる性質(光の屈折)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。ストローとプールは具体例。
②置き換えテスト:「光の屈折は、光が境界を通過するとき向きが変わる性質だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「ストロー」「プール」→具体例として挙げられたものであって性質そのものではない
99
指示語:それ
クジラは非常に大きな体を持ちながら、海の中でさまざまな音を出してコミュニケーションをとる。この音は水中で何百キロも伝わることがある。それを使って、離れた仲間との連絡や求愛を行うと考えられている。
「それ」は何を指しますか?
解答
(クジラが出す)音
📍 指示語を探す2ステップ
①「それ」は直前の物を指す。直後「を使って仲間との連絡や求愛を行う」→コミュニケーションの手段となる音が照応先。
②置き換えテスト:「音を使って、離れた仲間との連絡や求愛を行う」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「水中」→音が伝わる場所であって手段そのものではない
100
指示語:これ
これは、地球の外から降り注ぐ高エネルギーの粒子が大気と衝突し、上空で光を発する現象のことだ。主に北極や南極に近い地域の夜空に、緑や赤、紫などの光のカーテンが現れる。
「これ」は何を指しますか?
解答
宇宙から来た粒子が大気と衝突して光を発する現象(オーロラ)
📍 指示語を探す2ステップ
①「これは〜のことだ」という文型では後ろに説明が続く(後方照応)。
②置き換えテスト:「オーロラは、高エネルギーの粒子が大気と衝突して光を発する現象だ」→自然✅
✕ まちがえやすい答え
「北極」「南極」→オーロラが見られる場所であって現象そのものではない